転職エージェントとハローワークの違い、使い方

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転職エージェントを使うかハローワークを使うか迷っていませんか?この記事では、転職エージェントとハローワークのメリット・デメリットを踏まえたうえで、どちらをどう使っていくべきかを書いています。

転職エージェントとハローワークの基本

転職エージェントとハローワークがどういったものか整理してみましょう

ハローワーク

ハローワークは国が運営している機関で、求職情報だけでなく、転職時の自己分析やセミナー、職業訓練などのサービスもしています。基本的には、離職した人はハローワークに行って一定期間就職活動をすると、雇用保険がもらえる(満額で三ヶ月分の給料程度)ため、多くの人がハローワークに登録します。

逆に企業側からみた場合はどうでしょう。企業側からは転職エージェントや転職サイトとはちがい、無料で登録でき、さらにうまく採用した場合、国から助成金が出ます

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/

転職エージェント

転職エージェントの役割は、転職者と企業を結びつける事です。転職エージェントは「転職者を給料の高い企業に入れる」ことを目的として活動します。転職者が良い企業にはいれば、その分良い報酬が転職エージェントに支払われるという仕組みです。

当たり前ですが、転職エージェントはハローワークとは違い、企業であるため利潤を追求します。よって、できる限り転職者が転職できるように努力し、能力をつけます。結果的に、転職エージェントには転職させる能力やノウハウが蓄積されます。

転職エージェントとハローワークの違い

転職エージェントとハローワークの違いを見ていきましょう。

担当者の能力の違い

転職エージェント>ハローワーク

転職エージェント

転職エージェントは上に書いたように、転職のノウハウと能力を持っています。

過去にたくさんの転職者を転職させてきているため、担当者の能力が高い場合があります。ただ、もちろん経験の少ない転職エージェントもいるので、多少運の要素がからんできます。(もし合わない転職エージェントがいたら、変更することができます)

ハローワーク

反対にハローワークの場合は、利潤は追求していないので、転職の担当者は転職者と密にコミュニケーションを取る必要はないですし、「〇〇株式会社の面接ではこういう事を聞かれますよ」などという助言はしてくれません。

担当者が使える時間の違い

ハローワーク>転職エージェント

転職エージェント

基本的に転職エージェントは常に時間がないので、じっくり転職の相談をするのはなかなか厳しいものがあります。常に利益をださないといけない分、月に何人転職させて、どのくらい利益を出すか目標をもっています。なのであまり一人の転職者の相談にのっているわけにもいきません。

ハローワーク

反対にハローワークの担当者は利益を出す必要はありません。もちろん中にはたくさん転職者を決めたいと思っている担当者もいるかもしれませんが、基本的に時間に余裕があります。

本当にただ相談にのってほしいという方はハローワークがおすすめです。もしくは、両方使って、実際の実利になる部分は転職エージェントだけに聞いて、ただの相談はハローワークを使うという方法もあります。

「ただの相談」と言っていますが、転職活動はかなりのストレスになるので相談にのってくれる相手がいることは非常に重要です。転職活動が長引くとどうしても適当になってしまうので、そういうときにハローワークの担当者と話して心を落ち着けることもできます。

持っている情報量の違い

転職エージェント>ハローワーク

転職エージェント

転職エージェントは以下のようなデータを大量にため込んでいます。

  • 過去の面接での質問内容(企業ごとの)
  • 転職者の経歴と年収
  • 企業の人事とのつながり

例えば、あなたがA社の面接を受けることになったばあい、A社で過去に聞かれた面接の内容を教えてくれます。また、あなたが「年収○○円くらいで転職したい!」と考えている場合に、あなたの経歴で本当にその年収で就職できるのか判断することができます。

たくさんの転職者を確実に転職させることを目標としているので、転職エージェントはハローワークの担当者よりも情報量をもっていたり、しっかり情報を使える形でまとめています。

ハローワーク

ハローワークの担当者はそれほど企業や業界についての知識がありません。あなたを転職させる必要がそもそも無いので、情報もまとまっておらず、面接で聞かれる内容なども準備はしていません。

求人の違い

基本的に転職エージェントの方が企業数は多いですが、零細企業&地方の企業はハローワークに集まります。

転職エージェント

転職エージェントは大手企業の求人がたくさん集まります。大手企業は採用にお金をかけるだけの財力があるので、転職エージェントに支払うマージンを惜しみません。中小企業の場合は転職エージェントを使ってしまうとあまりに費用がかかるので、国がやっているハローワークでなるべく済ませようとします。(ハローワークを使うと、ある一定の条件を満たせば助成金も出ます)

また、ベンチャー企業などは転職サイト、転職エージェントを使う傾向があります。

ハローワーク

ハローワークに集まるのは基本的に中小零細企業&地場の企業です。単純に助成金狙いの企業もありますし、転職サイトや転職エージェントを使うお金の無い企業です。もしあなたが地元&小さい会社で働きたい場合はハローワークでもいいかもしれません。

また、ハローワークの求人には嘘の掲載があることが多く、社会問題になっています。

会社の宣伝用に求人募集を出している。ハローワークの求人募集は無料で一年中出せる。採用すると会社側に補助金が支給され、採用後、2ヶ月で会社側が一方的に解雇出来る。また会社側は求人募集を出して採用して2ヶ月で解雇する。又は面接だけして採用しない、求人募集を出しているだけのダミー会社

twitterより

今後徐々に見直されていくかもしれません。

厚生労働省が、違法な長時間労働や残業代不払いなどの違法行為を繰り返す、いわゆる”ブラック企業”の求人を全国のハローワークで受理しない制度を創設する方針を固めたという。

http://toyokeizai.net/articles/-/57737

使い方まとめ

基本的には、「まず転職エージェントを使って、どうしても見つからなければハローワークを使う」というのがBESTです。その理由は、ハローワークには質の悪い求人が多いことと、担当者にノウハウが無いためです。もちろん、転職エージェントとハローワクを同時に使っても良いのですが、ハローワークで転職がすぐに決まった場合は、もう少し粘って転職エージェントの方で転職活動を続けてみても良いでしょう。

 

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