IT業界で働いている2人に、IT業界はおすすめか聞いてみた②

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これからIT業界に行きたいと悩んでいる方、このままIT業界で働き続けていいのか悩んでいる方に読んでいただきたい記事です。

IT業界で長く勤めた方の体験談(収入、勤務形態、人間関係)をまとめているので、参考にしてみてください。

①はこちら → IT業界で働いている3人に、IT業界はおすすめか聞いてみた①

pelicanさんの体験記(プログラマ、テスター)

  • 性別:女性
  • 年齢:27歳
  • 勤務地:東京県
  • 年収:300万円~350万円

IT業界に入った経緯と入社後

IT系(インフラ系)PG、テスターとして仕事をしていました。

もともと文系国家公務員を目指していたのですが、採用されずに出遅れて就活をしたため、文理不問で採用していたIT系中堅企業に就職。そこからエンジニアとして大手企業に常駐していました。

IT業界の勤務形態・職場

勤務形態は、自社は9時18時が定時です。でも常駐していた客先の勤務時間(10時19時)で就労していました。なお派遣法の関係で、勤怠は自社時間でつけていました。(何かあったときに労基に駆け込むために実時間の記録は別途保存。)

残業はプロジェクトによりますが、多めです。残業してもいい雰囲気もありますし、残業せざるをえない状況が多々起こります。なおおなじ職場でも事務の方たちは定時できっかり上がっていかれます。

業界の男女比は、インフラ系は圧倒的に男性職場でした。男女比は9:1でしょうか。逆に端末アプリの評価の職場にいたときは女性も多く、華やかでした。

お金とプロジェクト

IT業界でお金の話といえば、外注職員の単価でしょうか。プロジェクトごとに大企業から仕事が振られ、作業環境的に社内に持ち帰れない物が多いのでお客様先に常駐して作業をします。

たまに派遣契約の場合もありますが、残業代などの兼ね合いがあるようで、勤務時間に支払いが左右されない請負契約が多かったです。私が勤めていたのは3次受け4次受けの会社だったので、多分当初の発注価格の半分以下かな。

支給される給与は残業代も込みで自社に発注された価格の半分以下です。入社するなら大手!大手です。元請けです。ITはプロジェクトにより多少の差はあるとはいえ、おおむね地獄の様相を呈していますが、お給金に反映されるなら頑張れる!ような気がする。孫請けひ孫請けだと、なかなか手取りは増えません。

ただ、元請け企業の社員さんにも自社にも、メンタル系の休職者は多かったです。寝食を削ったうえでストレスをかけると人は容易に壊れます。人間関係はほかの職場と変わらずいろんな人がいます。毎週のように飲みに行くプロジェクトもあれば、あいさつをかえしてくれないシャイな方、専門的な話になると途端に饒舌になる方など様々でした。

人間関係

この業界特有の人間関係といえば、技術的な話に全くついていけない場合に蔑まれる雰囲気があります。学習意欲だけで押していけるのは新人の時だけです。わからないことはわからないと言わざるをえませんが、プロなので当然新旧技術の勉強は欠かせないです。

未経験でIT業界に入る場合

未経験で業界にはいる場合、どのプロジェクトに入るのか、どのチームに入るのかによってどの程度やっていけるかが左右される印象です。地頭がよくて新しいものを吸収するのが好きな方&面倒見のいい上司・同僚の組み合わせであれば、30代40代でも活躍できると思います。

また、医療系や金融系、法曹系など、業務フローなど他業界の知識がある方も重宝されると思います。

逆に技術的な知識がある程度あっても、現場のやり方と合わない場合や新しい情報を生かすことが苦手な場合は、年齢に関わらず早々につらくなる傾向があると感じます。

当たり障りない程度のコミュニケーション力と向学心があり、時間の制約がなければ割とやっていけるのではないかなと思います。

未経験でIT業界へ転職する際のコツ

IT業界は、皆さんが思っているよりもコミュニケーション能力が必要とされるので、うまくそこをアピールすることができれば受かると思います。

転職サイトや転職エージェントは絶対ここを使った方がいい!というのはありませんが、しいて挙げるなら、株式会社ギークリーをおすすめします。

IT専門でやっているので、担当の方がIT業界に詳しく、こちらの要望などを聞いて企業を選んでくれました。リクルートエージェントでもいいとは思いますが、できれば専門系をおすすめします。

IT業界を自分の家族に勧められるか

ただ、自分の家族にはあまり勧められません。

突発的な終了時間未定の残業、突然の現地作業で出張、予定外のバグ対応などで時間が読めないことが多く、休みの日も勉強の時間を取らないといけないという業務体系は気ままな独身向き。

家庭のある方(育児や介護)には向かないかなと思います。子供がいれば保育園のお迎えにはすぐに対応してくれる代打がいないと間に合わないし、家で見ていてくれる人がいたとしても、見られるのは寝顔だけという生活になることが予想されます。

IT系唯一の希望は業務によっては在宅作業が可能なところですが、インフラ系だとそれもほぼないです。

未経験者にお伝えしたいことは、この業界は何もかも案件次第です。論理的な方、新しいことを楽しめる方、プログラマの美徳に共感できる方であれば、きっと勤まります。

そして体にはくれぐれも気を付けてください。

muccさんの体験記(プログラマ、テスター)

  • 性別:女性
  • 年齢:26歳
  • 勤務地:愛知県
  • 年収:450万円~500万円

IT業界に入った経緯と入社後

IT業界でプログラマーとして働いていました。主にWeb系のシステムを担当していました。

IT業界で働こうと思った理由は、皆で一つのものを創り上げることが好きだったこと、IT業界は、今後も発展していく業界だったことからです。

会社の内情(残業、男女比、人間関係)

また、一度、辞めたとしても、「また働きたい」と思ったときに、働く環境が多いことも挙げられます。 一日2~4時間の残業は当たり前で、時には休日出勤や夜間対応もありました。

男女比は、男:女=8:2でした。 男性も女性も関係なく仕事を任せて貰えます。その代わり、女性だからといって、夜間作業が免除される等の特別扱いはありませんでした。

給料は、悪くはありませんが、サービス残業が当たり前の環境となっており、ほとんどの人が1日2時間ほどのサービス残業をしていました。

人間関係は、コミュニケーションをとるのが苦手な人も多く、悩むこともありました。しかし、そのような方ばかりでなく、仲良くしてくれる先輩や後輩も多く、飲み会やプライベートで遊びに行くこともありました。

また、普段の仕事が忙しく、出会いの場が少ないのか、社内恋愛から結婚する人が結構多いです。

未経験でIT業界に入る限界の年齢

未経験でその業界に入る場合、35歳ぐらいまでが限界かと思います。

専門知識、技術を身に付ける必要があるので、ある程度の若さでないと、吸収しきれない気がします。

IT業界で活躍している方は、我慢強い方が多いです。また、機械オタクのようなマニアックな方もいます。女性に関しては、物事をハッキリ言うような強い女性が多いです。

転職の際に使ったエージェントは?

一度転職したときは、リクルートエージェントを使いました。とりあえず転職エージェントといものを使ったことが無かったので、大手で一番安心だったので。

担当の方からはよく連絡も来ましたし、特に問題なく転職活動を進めることが出来ました。

もし、転職したいけど、なかなかきっかけが無いという人には、とりあえず話が進むので、使ってみるといいと思います。今一歩踏み出せない方など。

IT業界は家族におすすめ?

IT業界は、自分の家族には、オススメしたくない業界です。

理由は、人間らしい生活ができないこと、家族との時間が取りにくいことがあります。

毎日、日付が変わってから食べる夕御飯、寝不足が続く中、ヘトヘトで出かける休日出勤、夜間に携帯が鳴り、そこから始まる夜間対応…
ずっとそのような生活が続く訳ではありませんが、IT業界にいる限り、そのような生活を送らなければならない日は必ず来ます。

また、家族と過ごす時間が少ないため、私の上司は、子供に他人だと思われて泣かれてしまった、と話していました。

女性が長く働ける環境か、というと、独身でバリバリ働きたい方には、男性と同じように働けるため、良い環境かもしれません。ただ、家庭との両立を考えている場合は、旦那さんの理解が無いと厳しいと思います。また、育休・産休をとって復帰する人も少なく、周りの理解も得られにくい状況でした。

これからIT業界へ入ろうとしている方へ

もし、これからIT業界に挑戦しようと思っている方がいたら、

時にはプライベートより仕事を優先しなければならないし、迫り来る納期というプレッシャーに耐える精神力、長時間労働に耐える体力が必要になることは覚えておいて欲しいです。

ただ、そんな苦労を乗り越えてシステムリリースを終えた時の達成感と開放感は、他の職種よりも感じられると思います。

また、自分が携わったシステムが世の中に出たときは、とても嬉しく、自分の仕事の成果を周りの人に認めて貰えるのも、仕事のやりがいにつながります。

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