パチンコ業界で働く3人に、パチンコ業界はおすすめか聞いてみた

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これからアミューズメント業界(パチンコ)に行きたいと悩んでいる方、もしくはこのまま働き続けていいのか悩んでいる方に読んでいただきたい記事です。

パチンコ業界で長く勤めた方の体験談(収入、勤務形態、人間関係)をまとめているので、参考にしてみてください。

三人のパチンコ業界体験談

一人ずつ見ていきましょう

TKMさんの体験記(大手アミューズメント業界勤務)

  • 性別:男性
  • 年齢:20代
  • 勤務地:東京、大阪府
  • 年収:450万円~500万円

入社の経緯と入社後

私が勤めていた業界ですがぱちんこ、アミューズメント業界と言われる大手ホール企業です。

元々ぱちんこ、スロットが大好きで学生時代からよくぱちんこホールに入り浸っていた事もあり興味がありました。また給与や福利厚生の面でも充実している企業が多いのが特徴で、私が勤めていた大手法人だけでなく他法人の企業様も労務環境は良かったです。

業界に興味関心があった事、給与の面が入社決意のきっかけでした。 また、就職活動をしていた際に出会った方々の人としての魅力が素敵でした。イメージの悪い業界な分、採用に携わる方はとても素晴らしいメンバーが集められていたと思います。

会社の方向性や企業の理念などを伝えていただくうえでとても魅力的な企業だと感じるようになっていました。入社してみてイメージと多く違った部分は現場の温度感です。

入社前に伝えられていた理念は建前の部分が多く実際は、入金、利益、稼働率、対抗店との状況など営業数値に関わる事を強いられていました。
ですが、このギャップは他の業界でも同じだと思うので特別違和感は感じていませんでした。

業界の事情

業界の男女比ですがイメージ通り男性中心の構成比になっており、女性は少なかったです。
男性比率が多いのは変わらず 、役職者と呼ばれる幹部候補に関してはほとんどが男性社員で構成されていました。

業界の裏事情に関してですが、一番の悪いイメージとしてあがる遠隔操作や店長ボタンと呼ばれるネタ的都市伝説は一切存在しません。笑い話のような話ですがこのご時世でそのような悪事をしている店は ほとんど皆無となっています。

この業界に入る方へのコメント

給与に関しては手厚く、また社員寮も完備されているの貯金がしやすい仕事ではあります。 私自身、渋谷の一等地に月1万8千円で住むことが出来ていました。 月給35万前後頂いていた中でこの家賃がほぼ無いということが業界の良さだと実感していました。

未経験者が働く場合ですがほぼ問題ありません。入社してから丁寧に教えていただけますし、実際に私の同期や後輩でもぱちんこで遊んだ事すらない者でも働くことが出来ていたので何の問題もないと思います。 ですが騒音やたばこの匂いなど体質が合わない方もいるはずなので事前に足を運んでパチンコ屋の空気感を体感しておくことは必要だと思います。

年齢的な部分では若いうちが限界かと思います。ホールで一日中体を動かすことや遊技球がカチ盛りにされているドル箱を上げ下げすることは中々、ハードです。スキルの部分ではコミュニケーション能力が最も必要だと思います。逆に必要なスキルは特にないので間口はとても広い職場である事は間違いないです。

入社にあたり一番の障壁となるであろう部分は家族の反対だと思います。 イメージが悪い業界なので働くことを決意していても家族や親から認めてもらえず入社辞退する者も多かったです。実際には本当に悪いことをしている業界ではないので悲しい現実だと思います。

もし今後、ぱちんこ業界で働かれるご予定がある方にとって少しでも参考になったら幸いです。

fukuさんの体験記(パチンコ好きが高じてコンサルタントへ)

  • 性別:男性
  • 年齢:30代
  • 勤務地:広島・愛媛・香川
  • 年収:500万円~550万円

入社の経緯と入社後

私はパチンコ店の経営コンサルティングの会社で勤めていました。パチンコ屋のコンサルといってもパッとイメージが付かない人も多いかもしれませんが、
簡単に説明をすると経営が苦しいパチンコ店に入り、経営のノウハウを教えてお客様を多く呼び込み、なおかつ利益を多く取るためのお手伝いをする会社です。
その利益の数パーセントがコンサルフィーとして私たちコンサルの会社が儲ける仕組みとなっております。

私がこの業界に入るきっかけはたまたまアルバイトとしてパチンコ店に勤めていたときに
コンサルが入っており当初はヘッドハンティングで入る人ばかりでしたが、たまたま一から育てる人材がほしいということで当時21歳だった私に白羽の矢が立ち、入るきっかけとなりました。

勤務体系

業界の勤務形態について説明したいと思います。皆様のイメージとしてパチンコ店の労働時間は長いイメージをお持ちじゃなでしょうか。イメージ通り激務です。普通の残業のない会社の2倍は平気で毎日働いているといっても過言ではないです。

すべてのパチンコ店に該当するとは言えませんが特に私たちがサポートする会社は極限まで経費や人員削っているため1人にかかる負担が大きくなってしまっていることが原因です。そのためコンサルとして入っている私たちも、同じまたはそれ以上勤務することになります。

私が勤務していた時の1日のスケジュールはこのような感じです。

  • 7:30出勤(朝の朝礼やお客様の動向確認)
  • 18時or19時 中抜けのため一次帰宅
  • 22時出勤(閉店時のお客様お見送り・パチンコ・スロットの調整)
  • 26時帰宅

店長・副店長クラスになるとだいたい毎日このサイクルです。
これに新台入替やリニューアルや会議など入ると毎日睡眠は約3時間程度でしょうか
ホントに激務と言っても過言ではありません。

業界の事情

業界には女性も多く働いています。しかしアルバイト・パートとして働く女性は多いですが、社員として働く女性は1割程度ではないかと思います。アルバイトを入れれば3~4割程度ではないでしょうか。これだけ働いて給料は?と気になると思います。

良いか悪いかで言うと今の時代世間一般で言うとむちゃくちゃいいです。業界も低迷しているとはいえ小規模のお店でも1日数百万の利益を出しますからそれは給料面はがっつりあります。具体的な金額で言うと私の上司のほとんどが年収900万~1000万クラスの上司ばかりで多い方だと1500万~2000万の人も数名いました。
私が在籍していた会社は年俸制のため前年度の貢献が悪ければ数百万下がる人も中にはいました。しかし夢はあります。
私の話しになりますが同級生の中では1番稼いでいました。それなりに贅沢な生活を出来ていたなと今になって実感しています。

この業界に入る方へのコメント

未経験でも業界で通用するかどうか心配な方もいると思いますが、大丈夫です。通用します。

死ぬ気で頑張れば、若ければ若い方がいいです。出世したい方なら30~35歳までには店長にならないと厳しいかなと思います。年齢的には60歳まで現役で続けることは可能ではありますが見たことはありません。55歳ぐらいの方は数名見たことがあります。しかし社員や主任程度で60歳を迎えるとかなり体力的に厳しいと思います。私の経験上35歳まで店長もしくは副店長クラスになっていないと業界では向いていないと判断する一つの基準ではないかと思います。もちろん例外もあります。

最後になりますが私は家族や友人にこの業界をオススメはしません。激務すぎます。もし結婚をされている方の場合奥様の理解がないと夫婦生活も
うまくいかないと思います。実際に離婚されている方が非常に多いです。

しかし学ぶことが非常に多いのも事実です。これほどきつい経験をしてきたため、どの会社に行ってもまったくきつくありません。そしてライバルが多い業界のため
戦うノウハウなど多数の考え方を身につけることが出来ました。もちろん他業種でも十分に通用する内容です。

若いうちは激務に耐えて働いてみるのも自分の将来のためかもしれませんね。

rt080さんの体験記

  • 性別:男性
  • 年齢:30代
  • 勤務地:神奈川県
  • 年収:450万円~500万円

入社の経緯と労働環境

この業界に入ったのは当時20歳の頃でした。志半ばで夢を見きって大学も出ていなかった私に当時手取りで20万円の給料を払ってくれる業界があるとは思ってもみませんでした。その前の職は日当8000円の外装工事業で天気が悪ければ作業中止、もちろん給料は日給月給ですので手取りで12~16万円がいいとこでした。

それも梅雨時期は最悪で月の半分以上+休日、日曜日は現場が開いていないので働きたくても働けないようなまるでアルバイトの延長の様な仕事を1年で辞めこのアミューズメント業界、パチンコ店勤務という道を選びました。

入社のきっかけは前職よりも給与面の改善が図られることや、夏は涼しく、冬は暖かい、そして何より雨の日でも仕事があり、福利厚生(有給、昇給、賞与、社旗保険、社員寮、住宅手当、社食など)が充実していることが大きな入社理由だったように思います。当時は若く、とにかく何でもいいので給料を上げたいと思っていましたのでまさにピッタリでした。

入社して約2年ほどで店長が変わり、役職者を募るという事でしたので給与アップのチャンスだと思い名乗り出た覚えがあります。この業界には特に必要な資格などはなく、実務上で何とか出来てしまうレベルのものが多く、入社数年で実務のほとんどは学べてしまったように思います。

もちろん経験や知識、実績や社歴は物を言いますのでいくら私が立候補して職位が挙がったとしても周囲には年上の部下が多くなり、今までの態度、言動、言葉使い、仕草、仕事への姿勢や熱意ではとてもまとめるのが大変でした。

女性スタッフは店舗全体では2~3割程度ですべてカウンタースタッフ(力仕事の無い女性向けのポジション)におり私の担当するホールスタッフ(力仕事も多く男性スタッフがメインのポジション)は私の実力や経験不足を時折鼻で笑うような場面もあり悔しい思いをする日々でした。しかし特に何か試験があったわけではなく店長の一声で簡単に給与は手取りで2万アップしてしまいました。

お金の面で言えばやはり100兆円産業とも言われた大きな産業ですので待遇はとても安定しておりますが、40代で役職にもつかず、いちホールスタッフでやっていくのは厳しいように感じます。役職を着々と上げていくことが出来れば当時24,5歳の高卒のぷらぷらしていた男でも年収500万円を超えることが出来ました。

法人にもよると思いますがやはり店舗数=売上を生むもの、ですので店が多い企業、法人の方が比較的待遇面では安定しているのではないでしょうか。働く上でのデメリットは声を大にして自分の仕事を言えないことかと思います。

業界の事情

社会的イメージは非常によくないので、いくら企業として地域貢献活動や寄付金などを行っても同業他社が見ているレベル+寄付金をもらった人の周囲が喜ぶレベルです。

長年培われてきたダークな業界イメージは拭われておらず、働く中でも、ゴト師(機械に不正を行う輩)や交換所強盗(大金が店の外の小屋にあるので強盗が来ます)、悪質客(罵声を浴びせたり機会を殴ったりします)など金を使って金を増やす金の絡む業界ですので、非常に人間の欲がドロドロとした中で働く事が耐えられればそれなりの生活を送ることが出来ます。

逆に言うとピュアな新卒に教えられない事(働くうちに分かってもらわないといけない上記のドロドロした部分)があり憤りを感じることもしばしばあります。(先輩社員が裏ではっきり教えたりするのである意味帳尻があっていたかもしれません。)

この業界に入る方へのコメント

この業界を志望する上での注意点を言えば、喫煙者がお客様でも多くおられるので受動喫煙のリスクなどがあります。大きな店では意外と分煙、排煙設備が整っており気にならない所も中にはありますが。また不良客から出ないだのなんだのと理不尽に文句を言われますので笑ってごまかせるくらいのメンタルと器量は必要になってきます。

そのうちそういう客には店内のインカムであだ名がつけられたり、(例:遠隔おじさん、魚群おじさん)悪口をスタッフ同士で言うので意外と楽しもうと思えば楽しめます。

また最近は使わない店も増えてきましたがドル箱という遊技で獲得して増えた玉を入れる箱(非常に重たいです)の交換を行うことで腰を痛めるなどの肉体的デメリットもあります。慢性的腰痛持ちが業界内では多いと思います。

 

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