医療事務で働いていた3人に医療事務はおすすめか聞いてみた①

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医療事務で働く三人に、働いていた時のことを詳細に聞いてみました。

morerenさん(総合病院の医療事務)の体験記

  • 女性
  • 神奈川県
  • 40歳
  • 250万円~300万円

医療事務と資格

私は病院の医療事務員として小さなクリニックと大きな総合病院で勤務したことがあります。

私が医療事務を選んだのは職に付くだいぶ前にいつかは何かの役にたつだろうと考え資格を取得していたからでした。

最初にクリニックを選んだのは資格があるからといって経験がなかったのでこじんまりとした所でスキルを上げたかったからです。
そこではパート勤務でしたが医療事務いうものを一から教えてもらいました。

仕事の実態

勤務時間

クリニックの診療時間は遅く最後までの勤務の時は子供の夕飯時間に間に合わないこともありました。
私はシングルマザーということもありどうしても正規雇用で働かなければならず、勤務時間も充分、考慮して総合病院に変えました。
総合病院の診療時間は平日は17時まで土曜日は12時まででしたので診療終了時間の一時間後には帰ることができました。

業務の詳細

医療事務の仕事を始めてレセプトというものがあることも知りました。一ヶ月の売り上げを次月の10日までに請求機関に請求するという業務です。

クリニックの時は個人経営ということもあり、先生の奥様が請求業務をしていたのでお手伝いだけでしたが病院ではそうはいきません。
一ヶ月の患者数も多く、毎月1日から10日までは残業でした。

私の配属先が内科だったので患者数が科の中でも特に多く、残業は夜10時までかかることもありました。病院に寄っては請求業務は専門の所に頼んでいる所もあるようですので残業時間も異なると思います。

職場の男女比

医療事務は男女でどちらが適しているかということはないかも知れませんが受け付けも兼ねている所も多いので女性の方が多いと思います。私の勤務していた所も圧倒的に女性が多かったです。

差別ではないと思いますが窓口にはやはり若い女性が多いように思います。

仕事の実情

クリニックでは毎年、薬品会社の出資で取り引きをしている薬品会社の方達を交えてホテルで 忘年会や暑気払いなどが行われ ビンゴ大会の景品は豪華でした。

テレビドラマでも観たことがありますが製薬会社とは密に繋がりがあるのだなと思いました。
それは総合病院でも同じです。

薬品会社や精密機器を扱っている会社の人はよく出入りしていました。お金の受け渡しがあったかはわかりませんが診察室でヒソヒソと話しをしていたのはよく見かけました。

お金の受け渡しは業界の人達だけとは限りません。患者と先生の間でもありました。それは暮れになると多くなり、診察室でお菓子と一緒に現金を渡すようです。先生が患者から受け取るんだと不信に思っていましたが看護師が必ず付くので看護師からの情報です。

その後はよく「先生からです」と箱入りお菓子が事務員にも回って来ました。病院へ勤務してからすぐ辞めてしまう人を何人も見てきました。

未経験で入るなら医療事務はおすすめ?

未経験で入って来た若く積極的でない人が辞める率は高かったと思います。一般事務とは違い、専門性も必要だし机に向かっているだけではなく、たくさんの患者、先生、看護師、検査技師、薬剤師など色々な資格を持っている人と接しなければなりません。

未経験でも勉強熱心でどんな人とも話しが出来る人は40歳や50歳になっても働けると思います。

私は40歳で総合病院に就職しパソコンには苦労しましたが先生や患者ともスムーズに話すことが出来ました。色々な人と接する事が楽しくて仕方ありませんでした。

そんな仕事を自分の息子が就職を考えている時に勧めたことがありました。安定していることや福利厚生がしっかりしていることも要因のひとつでした。

これから医療事務に就く人へ一言

どんな仕事についても大変なことはたくさんあると思います。医療事務を仕事として考えている人は勤務についてからも勉強は必要かも知れません。でも人と接するのが好きな人は大丈夫だと思います。

高齢患者が多い科に配属になるかも知れません。優しく声をかけてあげて下さい。

arisugawaさん(個人経営のクリニックで医療事務)の体験記

  • 女性
  • 千葉県
  • 27歳
  • 250万円~300万円

仕事内容

私は個人経営のクリニックで医療事務の仕事をしています。

一般企業から転職する際、安定している医療業界を目指し、医療事務の資格と取って就職しました。受付・会計・診察検査補助から、保険請求業務・レセプト精査・医師の秘書業務など、様々なことをこなします。

勤務時間

勤務時間は基本的に診療時間に基づいているため、1~2時間の残業はありますが、仕事に追われて帰宅が終電間際になるようなことは、ほとんどありませんでした。

女性スタッフの多い職場

職場の8割以上が女性スタッフで、一般企業と比べると圧倒的に女性比率が高いのが特徴です。女性が多いので、少しの摩擦で人間関係がギクシャクすることもあります。私が勤めていたような小さなクリニックでは、そのような問題が起きると業務に支障が出てしまうので、男性上司が上手くバランスを取ってくれていました。しかし医療事務の仕事は想像以上に忙しく、仕事をしっかりとまっとうしていれば、周囲からチームの一員として認められ、普通の職場よりも信頼関係を築けるように思います。

業務内容詳細

重要な業務のひとつに、保険請求があります。日本はほぼ全員が保険に加入しており、医療を受けるにあたっての自己負担割合が、それぞれの年齢や収入によって定められています。患者が会計で支払う金額以外は、保険組合に請求しなければなりません。そのため月末に、受診した患者全員の診療内容を精査し、きちんと請求した分が組合から支払われるようにチェックする必要があります。医療点数は1点あたり10円で数えられるので、点数をまとめてデータ化すると、クリニックの一ヶ月の総売り上げ額が簡単に分かってしまいます。職場がどれだけ儲かっているか、具体的な数字を知ることになります。

私はこの業界で働くまで、医療はどの病院にかかっても同じように提供されると思っていました。しかし実際は違います。医師によって考え方も、診察の技量も、検査の手技も、全然違うのです。自分が受診するときは、信頼できる同じ医師に継続して診てもらいたい、と強く思うようになりました。

医療事務は未経験で入るなら何歳まで?

医療事務の求人では「未経験者可」などの文言がよく見られますが、実際には40代ぐらいの方まででないと難しいと感じます。医療現場では事務とはいえ責任も重く、薬や病気のことなど、覚えなければならないことが本当にたくさんあります。私の職場では未経験者は20~30代のスタッフばかりで、40代の方々は皆さん過去に医療業界での勤務経験がありました。

未経験者はわからないことをそのままにしない知識欲や、早く仕事を任されるようになりたいという向上心がなければ、なかなか継続して働くのは難しいと思います。クリニックの事務は暇そうに見えるかも知れませんが、実はかなり肉体労働で、医師や看護師などの有資格者と話さなければならないので、高いコミュニケーション能力も求められます。職場としては倒産の心配も少なく給与も安定しているのでおすすめですが、入ってからそれなりに勉強する必要があるということを知っておくべきです。”

mituaki753さん(医療事務・看護)の体験記

  • 性別:男性
  • 年齢:25歳
  • 勤務地:岡山県
  • 年収:250万円~300万円

経緯

私は介護、看護、リハビリを中心とした介護施設にいました。
そこで、2年の間は介護職として現場経験をしたのち、請求事務担当となりました。
職種としては、「総合職」ということで、医療事務以外にも、総務など様々な経験をさせて頂きました。

医療事務という仕事

私がこの業界に入ろうと思った理由は、事務仕事がしたかったというのが一番です。
初めての社会人だったので、年収のことや、福利厚生の事などは全く考えずに入社しました。

どんな人に向いている?

一般的には医療事務の仕事は、まめな仕事ができる女性が向いている仕事と言えるでしょう。
制度変更があるときには、かなり忙しくはなりますが、基本的に残業はする必要がありません。
男性であれば、その他の仕事にも駆り出される事と思います。

仕事と人間関係の話

一般的に医療事務は9:1の割合で女性が多いでしょう。私の会社も9:1で女性が多く、男性は重宝されていました。力仕事であったり、制度改正時には女性は動きたくないものです。こういったときにテキパキと動ける方であれば重宝します。

この業界は、病院勤務であれば、福利厚生が整っていることが多いです。ただ、母体が介護主体の会社であれば、退職金や、給料、福利厚生すべてにおいて劣っているでしょう。

人間関係は大変?

女性が中心の職場ですので、男性社員は重宝されるか、嫌われるかのいずれかです。私は幸いにも重宝されるほうでした。

特に人間関係に関しては、女性同士のいがみ合いが多く、仲裁することがとても多いです。
女性はとにかく話を聞いてもらいたいので、話を聞ける男性であればやっていけると思います。
レベルの低い会社だと、先輩女性社員のパワハラ、無視などもよくある話ですので、できるだけ大きな病院を狙って入社するのがお勧めです。

医療業界は安定

この業種は、女性であれば一生働き続けることができるでしょう。
男性の場合、安定はしますが、事務長にならない限りは低い年収で、成長も望めません。
ただ、若い女性と関われる機会は多いので、その部分はラッキーかもしれませんが、このご時世ですので、一歩間違えればリスクとなりますのでご注意を。

とにかく落ち着いた性格の方が活躍できる職種と思います。淡々と仕事をこなすことが重要です。
請求ソフトを使用して作業を行うので、基本的には単純作業です。
飽きずに仕事ができる人が向いています。

自分の家族に医療業界をおすすめできるか

自分の家族にはこの業界をおすすめします。特に女性であれば、医者と結婚できる可能性があるからです。男性でも、看護師の方と結婚していることも多いので、生活が安定します。

全体的に見ても、この業界は女性が多い職場です。女性が苦手なタイプはやっていけないでしょう。
反対に女性のジメジメした部分と向き合える、又はかわすことができる人には向いています。
男性は女子的な視点を持つことが出来れば楽しいです。お昼に弁当を作ってくるとポイントが高いです。

未経験の方はとにかく制度を知ることから始めましょう。わからなくてもとにかく調べて、早めに聞かれたことに対処できるようになれば、信頼してもらえます。

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