既卒で人生詰んだ。。と思っている方、全くそんなことは無いので安心してください。
既卒でも就職できますし、全く問題ありません。その理由と実際にどういう企業を狙えばいいか説明します。
既卒になると一人取り残される不安
既卒になると、友人が皆就職してしまい、自分だけバイトをしながら就職活動をするという不安から、人生終了という考えにまで至ってしまう人が多いです。
知恵袋やtwitterなどを見てもそういう投稿は非常に多いです。
ただ、不安がっていても仕方ないので、どこかのタイミングで動き出さなくてはいけないので、一番いいのはだれかに相談しながら進める事です。
一人取り残された不安と絶望から、体が動かなくなっている状態だと思うので、身近な人に相談しながら就職活動を進めましょう。
既卒は企業に敬遠されるか
既卒だと確かに企業に敬遠されるのは事実です。
「就職留年」という言葉があり、実際にそうしている人もいることから、企業も実際に気にしていることは間違い無いでしょう。
もちろん、既卒は新卒の学生よりも印象は悪くなりますが、それでも採用しないほどの理由にはならないはずです。
特に、既卒でフリーターをしていたり、留学に行っていた人は全く心配いりません。そういう人は社会でうまくやっていける素地を備えていると判断できるので、会社に入っても必ずうまくやっていけます。
一番危ないのは、就職が決まらずニートをしていた人です。ただ、そういう人も就職不可能という訳では全くないです。
だいたいは就職が決まらず諦めてしまった人で、そのときはたまたま企業と合わなかっただけ&業界を絞って受からなかったなど理由は様々です。
既卒になったのですから、業界を決めすぎず幅広く受けてみるのがまず第一歩です。就職できる可能性はぐっと広がります。
採用されるにはどうすればいいか
第二新卒というキーワードが重要になります。
「第二新卒枠」という考え方を学生側の視点ではなく、企業側の視点で見てみると、
「新卒と同じ扱い(給料)で、既卒の人を採用する」という意味です。
そもそもなぜそんな言葉ができたのかと言うと、実は国が、
「既卒でも新卒とそんなに変わらないんだから新卒として採用しなさい。そうすれば補助金あげるよ」
と言い出したからです。(補助金を出す事によって、第二新卒採用を促した)
そうなると企業側も「まあ、そうだよな。新卒と変わらないし、補助金でるから積極的に採用しよう」となります。
また、ここでポイントになるのは、
既卒の人は、「第二新卒採用を積極的に行っている会社を狙う」ということです。次の構図が成り立ちます。
- 第二新卒採用を積極的に行っている=既卒者を受け入れてもいいと思っている
- 第二新卒採用を積極的に行っていない=既卒者を敬遠している
転職サイトや、転職エージェントから第二新卒採用を積極的に行っている会社を紹介してもらいましょう。
既卒者に特におすすめな業界
それほど年齢にこだわらない実力主義の会社(業界)をおすすめします。
なぜならそもそも、「既卒で1歳年取っている」からといって実力には差はありませんよね?年功序列の会社ならまだしも、実力主義の会社なら一年の差なんて余裕で追いぬかす事ができます。
例えば、IT業界や外資系コンサルティング企業がオススメです。
今はそこまで実力主義では無いのですが、IT業界ではサイバーエージェントが新卒採用ですら年収に差をつけ始めていますし、これからどんどん実力主義の流れが加速していきます。
また、IT業界はいまでも拡大し続けているため、慢性的に人手不足で既卒者を積極採用する流れがあります。(そもそも実力に差は無いので、既卒者と新卒者を区別する理由が無い)
いままで業界を完全に絞って、「広告業界にしか行きたくない!」と言っていた人は、少し業界を広げ、ITや経営コンサルタントも探してみるとことをおすすめします。
もちろん、それ以外の業界でも実力主義の会社であれば、第二新卒を積極的に採用する傾向にあるので、おすすめです。
既卒者の実際の企業の探し方
本記事に書いてある通り、転職サイトなどから「第二新卒募集中」の企業にひたすら応募するのが一番良いパターンです。
その他の方法としては、転職エージェントを使って、自分にあった企業を探してもらうという方法です。転職エージェントは企業と転職者のミスマッチを防ぐために存在し、エージェントは転職についてかなり詳しいので(毎年何百人も就職させている)おすすめです。
いちいちエージェントと話すのが面倒という人には向きませんが、「いまいち一歩踏み出せない」という感覚を持っている人はぜひ使ってみるといいでしょう。積極的に就活を進めてくれます。
総合系転職エージェント
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