20代後半からプログラマ・SEになったけど、案外活躍できるよ(勉強すれば)

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20代後半からプログラマ、SEになった自分(本サイト管理人)の実体験を話します。

今はコンサルティング企業のシステムエンジニア・プログラマとして実際に働いています(業界5年目)

給料はそこそこもらっており、20代後半で転職している人のロールモデルとまでは行きませんが、参考になるのではないかと思いこの記事を書いています。

26歳で土木系の会社へ新卒で入社

自分はもともと土木系学科で大学院まで進み、土木系の設計会社に新卒で勤めました(そこそこのいい大学を出ているのですが、浪人して留年しており新卒の時には26でした。。)

その最初に働いた会社がかなりブラックで、朝から晩まで仕事がなくてもひたすら働いていました。

そんななか、1年ほど経った時に「あれ、これでいいのかな」と思い始め、一番合理的な実力主義の会社に入りたいなと思い始めます。

転職の際に会社の上司に伝えるのはかなり心苦しかった(よくしてもらっていたので)ですが、今思えばやめて正解だった、人生で一番の損切りだったなと思います。

もしいまでもその会社で働いていたらと思うとすこしゾッとします。土木の設計関係の会社はつまらないことをしている割にやたらとブラックなのでそのまま一生土木系の会社にいることになっただろうなと。。。

転職活動

転職活動をいざはじめるとこれが結構きつく、だいたい書類で半分以上は落とされます。そこそこの大学を出ていたので大丈夫かなと勝手に思ってたのですが、ここでいきなり出鼻をくじかれました。

自分の場合は会社を辞めてから転職活動をしていたので、悠長にしている暇もなく、当時は結構焦っていました。

27歳でよくわからないIT企業へ

正直自分はパソコンとか全然得意ではなく、プログラミングはもちろん、そもそもメモリとかCPUの意味がわかりませんでした。。

「とりあえずIT業界が今盛り上がってるしかっこいいから行こう」という感じで思っていました。

よく、そのとき流行っているものとか、かっこいいと思っているものに飛びつくのはどうなのか?とか言いますが、全然そんなことなく、自分がかっこいいと思ったものは時間が経ってもかっこいいし、感覚的なものって大事だなと今になって思います。

よくわからないIT企業での働き方

IT業界に長くいる人は知っていて当然なのですが、この業界にはSESという結構グレーな仕事の仕方があります。

SESというのは他の会社のプロジェクトに人が足りない時に手伝いのような形で勤務し、終わったら自社に戻ってまた別の会社に行くというような形態の働き方です。

自社でなにかサービスをもっていたり(例えばuberとか)する場合は自社の開発をできるので技術がつきやすいのですが、日本の古い会社の古いシステムの開発に連れて行かれることが多いSESという働き方はあまりおすすめできるものではありません。。

ただ、自分は業界のことなんて全く知りませんでしたし、SESなんて言葉はさっぱりでした。もちろん全くしらない業界に飛び込む恐怖心はありましたが、とりあえず勉強必死にすればなんとかなると思っていました(し、その通りでした)

そんな感じでそこそこ大きめの地方で就職したにも関わらず、東京に派遣されて東京の古臭い企業でVBという言語でインターネットの契約を管理するシステムを作っていました。

やっぱり最初はきつい

そのときは、とにかく何もわからない状態でスタートし、プログラム自体なかなか理解できず四苦八苦していました。

その出向先の会社では、自分と何人か同じ会社の人で行っていたのですが、一緒に行った人はうちの会社に雇われているフリーランスのエンジニアだったので、自分を育てようとかそういうことは一切考えていないひとだったので苦労しました。

27歳にもなってそんなことをしているっていうのが結構みじめでしたが、なんとか耐えながらやれていたのはすごいなと自分でも思います。

そのとき同じ会社に派遣された別の同年代の同僚もいたのですが、話がわりと合って、仲良くしていたのでそれで救われた部分もあると思います。

ブレイクスルー

そんな感じで四苦八苦しながらプログラムを書き続けていました。

とりあえず勉強し、プログラムの本や、応用情報技術者と言われる資格を目標に勉強しました。応用情報技術者というのはITエンジニアならだいたい取れるような基礎の資格なんですが、初心者が見るととてつもなく難しく感じます。少しづつ勉強をして、その資格は結局1年半後に取得できました。

そうこうしているうちに、東京の会社で2ヶ月か3ヶ月くらい経ってブレイクスルーが起きました。プログラムの理解力が明らかにUPし、なんとか仕事がまともにできるレベルまで行きました。

29歳で今の会社へ

1社目の会社が経営的に危うくなったこともあり、潰れる前に自分から辞めて、今の会社に入りました。

コンサルティング系企業のITエンジニアをやっていて、主にデータ分析計の業務をしています。

SEの仕事をしたことがない人は全く仕事をイメージできないかもしれませんが、お客さんが小売り企業だとすると、店舗の購買データを集めて、人ごとに集計して、どういう傾向で買っているか分析するシステムを作るようなイメージです。

その小売り企業のデータをどう分析して、どんな戦略でほかの小売企業と戦っていくかはコンサルタントの腕の見せ所です。

コンサルタントが「こんな戦略でいくためにこういうアプリ作りましょう」と提案して、システムを作る感じですね。今の時代システムを作らずに何かはじめることはできないと言っていいほどシステムが重要なので、必ずセットで顧客に売れます。

そうなるとコンサルタント&システムエンジニアの組み合わせは最も合理的で強い組織の形態だと思っています。本当に完全なシステム屋だと、仕事を持ってくるところがなかなか難しいですし、アプリを作ったところでうまく生かすことができず、結局企業が利益を出すためのシステムではなくなってしまうことがよくあります。

20代後半でシステムエンジニアになってキャリアを築けるか

20代後半ならぎりぎりキャリアを築けると思っています。自分もシステムエンジニアになってからしっかり勉強して、順調に昇進しています。

ただ、もちろん新卒でずっとシステムエンジニアをやっていて、かつめちゃくちゃ勉強している人にはなかなか勝てません。少しアドバンテージを許しています。

逆に、あまり勉強していないエンジニアには余裕で勝てます。今の会社だと(前の会社も)だいたい6から7割くらいは自分で勉強をしません。なので、こっちがしっかり勉強すれば普通に追いつけます。

また、これが40歳くらいになると本当に顕著に現れます(周りを見ている限り)

なので、20代後半ならまだギリいけると思っています。

スーパーエンジニアになれるか

この業界には、本当に小さい頃からプログラミングが趣味でずっとやっていたような人がいます。

そういう人たちに追いつこうと思うのは自由ですが、そういう人に技術的に勝つのは至難の技です。

ただ実感として、そんな人は全体の1%くらいです。あとは本当に普通のエンジニアで、大学で情報系の学部にいなかった人もかなり多いです。

死ぬほどすごい人になるのは難しいかもしれませんが、優秀なエンジニアはなれます

30代はかなり厳しい

30代でまったく別の業界からシステムエンジニアになるには相当な覚悟が必要です。いきなり入ってもシステムのことはほとんど理解できないでしょうし、20代前半の若者に頭を下げて教えてもらわないといけません。

そうなると、自分は20代後半と少し遅めとは言え、早めに転職してよかったなと心から思います。

また、転職を斡旋している人(俗に言う転職エージェント)の書いた本を何冊か読んでみましたが、35歳からは急に転職できなくなるそうなので、30代から転職してそこからなんども転職していられないことを考えると、やはり20代後半がキャリアをしっかり築くには最後なのかなとも思います。

システムエンジニアは技術だけではない

よくある勘違いは、「システムエンジニアは技術があればそれだけでいい」という考え方ですが、そんなことはありません。

笑顔のコミュニケーションではなくプロジェクトを成功させるためのコミュニケーション

ちょっと働いてみればわかりますが、アプリを作るだの、WEBサイトを作るだの何かしらプロジェクトが動いたら数十人から数百人レベルで人が動きます。

そのなかで同僚と適切にコミュニケーションを取りながら、何を自分がいまやるべきなのか、一緒に作業している人に影響のある事はどんな事で、何をどう伝えて置けばいいのかなどコミュニケーションの要素が他の仕事に比べて格段に多いです。

営業の人がお客さんに対して自社の製品を説明したりするために笑顔でコミュニケーションを取るような話とは違い、皆でプロジェクトを成功させるたにお互いのことを考えながら動くためのコミュニケーションが大量に発生します。

なので、「笑顔で楽しく話せるコミュニケーション」はそこまで必要ありません。人を不快にさせない最低限のコミュニケーションができ、仕事をうまく進めていくことができれば大丈夫です。

はじめから大手企業に転職は多分難しい

自分の場合は今はかなり大手の企業ですが、1社目(土木系の会社からIT系企業に入ったとき)はかなり小さい企業でした。

それでも6-7社くらいは面接してやっと決まったので、20代後半で未経験でいきなり大手のIT企業に入るのはかなり難しと思います(案外いける人もいるかもですが)

自分の場合は、そもそも小さい企業に入ってから、大手に転職しようと戦略を立てていたのでみごとにはまりました。

小さい企業にいる間になるべく資格や実績を積み上げ、転職に使えるように準備することをおすすめします。

また、転職系サイトを使ってもいいのですが、基本転職エージェントがいいと思っている派なので、転職エージェントをおすすめします。

転職サイトの場合はかなり能動的に動かないといけないのですが、転職エージェントの場合はかなりぐいぐい来てくれるので、いやが応にも転職活動が進んで行きます。

転職エージェントの説明と、一覧を載せておきます。

転職エージェントとは、企業と転職者を結びつけるサービスです。

  1. 転職エージェントは過去の転職情報から、年収や面接で聞かれる内容などをデータとして持っています
  2. 基本的に転職者は一人の転職エージェントと相談しながら転職を進めます。
  3. 転職エージェントは転職者を企業に紹介し、企業から報酬を受け取ります
  4. 企業と転職者のミスマッチを防ぐ目的があります

総合系転職エージェント(上から順番に大手でおすすめ)

まとめ

20代後半でシステムエンジニアになりたい!という人は多分最後のチャンスです。また、20代後半でもしっかりしたキャリアを築けます。

もちろん最初は少し恥ずかしい思いをするかもしれませんが、数年しっかり勉強すればそこらへんのエンジニアには追いつき、追い抜かすことができます。

ぜひチャレンジしてみてください。

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