リファラル採用(縁故、コネ)で転職する方法と注意点4つ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

転職者が企業に応募する方法は知っていると思いますが、逆に企業が転職者を募集する方法は知っていますか?
まずは敵を知るところからはじめましょう。

転職サイトに登録するだけではなく、リファラル採用(縁故採用)も狙っていきましょう。

企業の転職者募集方法

厚生労働省のHPに、企業の転職者募集方法が掲載されています。ここでは1000人以上の従業員がいる企業に絞って見てみましょう。

%e7%84%a1%e9%a1%8c

(複数回答可)

上のグラフから、民間の職業紹介機関は約6割の大企業でしか使われていません!

民間の職業紹介機関を使わないという事は、ハローワークや、求人情報誌、会社説明会などのみで採用していることになります。

実はハローワークで採用した場合、企業にはいろいろな補助金が支払われます。そのため、企業は民間の職業紹介期間を使わずに済むのなら、なるべく使わずにハローワークで募集をしたいのです。

ただ、実際にはハローワークに行って求人を探す人はそこまで多くないので、ほとんどの企業が民間の職業紹介機関を使っています。

また、上のグラフから、縁故採用も結構な割合で使われていることがわかります。「リファラル採用」と最近では呼ばれています。(縁故というと少しマイナスなイメージがあるためでしょうか。。)

どのように転職活動をするか

このことから、もれなく企業を探すには、

  • ハローワークに行ってみる
  • 転職サイトに登録する
  • リファラル採用を狙う

の3パターン全て試しておけば間違いなさそうです。

意外と「リファラル採用は意識していなかった」という方が多いのではないでしょうか。多くの企業でリファラル採用しているようなので、知人の会社が良い企業だった場合、まず一言声をかけてみると良いかもしれません。

またリファラル採用では、紹介者(あなたを会社に紹介するあなたの友人)に紹介料などのお金が出る場合が多いため、基本的にこちらが転職すると分かれば、相手からアプローチしてくる可能性が高いです。

こちらから、会社入れてよと聞いてまわるのは少しカッコ悪いので、

SNSなどで「会社やめました」と一言つぶやけば、それをきっかけに相手から連絡してくれます

リファラル(縁故、コネ)採用のデメリット

リファラル採用は面接などの回数が少なく、就職しやすいことはメリットですが、以下のようなデメリットもあります。

絶対受かるとは限らない

友達に勧めてもらったからと言って、絶対に受かるとは限りません。これは紹介側にもしっかり説明する責任があるのですが、よく聞かないまま面接で落とされてしまうと、友人関係が面倒くさいことになります。

また、もし落ちた時のことを考え、「あいつに負けた」と思ってしまうような友人の勧めてくる企業は、受けないほうが良いでしょう。

一度入ると転職しにくい

一旦入社してしまうとすぐに退職するのは知人の評価に傷をつけることになるので、身軽ではなくなります。

基本的に転職する場合は「リファラル採用だけで決めない」というのが鉄則です。リファラルでの転職が決まってから「あぁ、やっぱりあっちの会社にしとけばよかった」なんてことにならないように、転職サイトや転職エージェントを使って、まずは自分の市場価値を認識しましょう。

自分の転職市場での価値が高いのであれば、より良い他の企業に行くべきです。

「簡単だから」と安易に考えて転職先を決めてしまうと後から後悔します。

以下は一般のひとがどう考えているかを示すいい例です。

質問内容:

私は新卒で中小企業に社長の縁故で入社しました。
今の会社は狭い業界ですが業界第3位でシェア15%を占めています。
しかし働きはじめると社員のモチベーションの

低さ等、今後会社として伸びないように感じました。
それと同時にシェア40%を占める業界1位のライバル会社の製品の質の良さ、会社、組織としての魅力に気づきこのような会社で自分を高めていきたいと感じはじめています。
コネで入社してライバル会社に転職はやはり非常識でしょうか?
また、業界1位の会社からみて業界3位の3年目の社員の転職は有利になるのでしょうか?

回答:

多分社長と相当もめるんじゃないですかね。
コネ入社させたと思ったら、今度は同業他社に転職
とか普通の人は怒るでしょうね。1位の会社に採用
されるかもしれないが退職交渉がかなり苦労することは
覚悟しといた方が良いと思います。

yahoo知恵袋

口約束で待遇面の食い違いが発生

リファラル採用の際、とくに中小企業では「口約束」で採用することが多々あります。

いくら紹介してくれた知人を信用していても、雇用契約についてしっかり文章にしてもらいましょう。

最も揉めるのは給料です。残業代込みなのか、込みではないのか等詳細まで詰めましょう。大手企業の場合はリファラル制度をとっているところでもしっかりとした雇用契約をするところが多いですが、小さい企業になればなるほど適当になっていきます。

紹介してくれた友人の顔を立てるためにも、入社した後に揉めることはできないので、よく確認し、どの程度の働きでどのくらいの給料がもらえるのか明確にしておくことをおすすめします。

紹介してくれた知人と違う部署で、聞いていた社風と全く違う

一番見逃しやすく、危ないトラブルがこれです。

その知人がたまたま良い部署にいるだけで、良い会社だと評価してはいけません。

会社というのはプロジェクトや部署によって雰囲気も仕事量も全く違います。これはある程度いろいろな企業で務めてきた人にはわかると思うのですが、まだ働きはじめて2,3年の方にはちょっとイメージしずらいかもしれません。

「部署が変わるだけで、ホワイト企業であることは変わらないだろ。。」など適当に考えていると痛い目にあいます。部署によって全く異なる会社が普通にあるので、気を付けましょう。

その知人と同じ部署に行けるとき以外は、しっかり会社の評判を転職会議、キャリコネ、Vokers、年収hackerなどのサイトを駆使して調べることをおすすめします。もしその会社が非常に小さい企業で情報が無い場合などは、転職エージェントを使うと良いでしょう。

縁故採用が一般的な理由(蛇足です)

縁故採用だと企業にとって以下のようなメリットがあります

  • 紹介する側は、仕事が出来なさそうと思う人間は入れない
  • 転職エージェントなどがいらず、採用費が安く済む
  • 縁故採用なので、紹介される側は理的に辞めずらい

こう見ると、企業にとっては縁故採用(リファラル採用)はかなりお得なことばかりですね。逆に転職者(紹介される側)にとっては入社しやすいこと以外にあまりメリットはないのですが。。

以下記事を見ると、メルカリでは社員の半分も縁故採用だそうです。。

業績好調のITベンチャーの「メルカリ」(東京・港区)も、縁故採用をうまく使って人材獲得につなげている。同社は「採用会食」という制度によって、正社員の数を2年で10人から約120人に増やしている。社員が、入社してもらいたい知人を誘って食事をしながら転職を促すしくみで、費用は会社持ち。社員の誰でも利用でき、申請はメール報告という気軽さだ。入社2年目の石黒さんは、昼食にステーキレストランへ採用会食に行き、オフィス面談まで取り付けていた。正社員の半分以上が縁故「優秀なメンバーが入ってくる」採用担当の小泉文明取締役は、「正社員の半分以上が縁故ですね」と明かし、縁故採用は会社の成長につながる強力なツールだと見ている。
キャリコネニュースより

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

関連記事はこちら